森林作業道を計画してみましょう。
スマホやGARMINなどで採取したトラックログがあれば事前にレイヤーとして取り込んでおくと便利ですが、今回は手元になかったので使いません。机上で計画する場合や紙ベースにメモした物をQGISで線形にする作業を想定しています。
作業道練習というグループを作って、模擬外周という現場の外周をポリゴンで作ったところです。
ポリゴンの作り方は以前の投稿「レイヤを作ってみましょう」を参照してください。
この後の処理もレイヤの作り方は「レイヤを作りましょう」と同じような内容になりますので、ん?と思ったら参照してください。
レイヤ→レイヤを作成→新規シェープレイヤ... と進みます。
今回はラインストリングを使います。新規フィールドに名前:路線名 型:String 長さ:10 のフィールドを1つ追加しました。
鉛筆マークのアイコンで編集モードにします。そして線の地物を追加をクリックするとマウスカーソルがターゲットになるので、左クリックで線を描き最後の点を描いたら右クリック。
この画面が出てきたらIDと路線名を入力します。IDには何も入れなくても大丈夫です。OKをクリックして地物は完成します。失敗しても属性テーブルで修正できますので心配はいりません。
しかし、線が細くて見づらいのではないでしょうか?レイヤパネルのレイヤ名(森林作業道練習)を右クリックしてプロパティを選択します。
実際の森林作業道で予定されている3m幅で描きましょう。
シンボロジーを調整でストローク幅を3.0 地図単位と設定します。
他にも線を描きます。
G線まで7本の路線を描きました。
属性テーブルを開いて確認しましょう、ここに距離を追加します。
フィールド計算機で計算しましょう。属性テーブルの中にもフィールド計算機アイコンがあるので起動します。
この様に設定します。
フィールド名は任意です、フィールド型はメートル単位なので整数値 フィールド長は5桁で十分でしょう。
式に$lengthと入力します。これで各地物の長さをメートル単位で計算してくれます。
ここから見た目を変えて見やすくしましょう。
まずはプロパティからラベルの調整をします。
単一定義を指定して値に次の式を入れます。
"路線名" ||' ' || "距離" ||'m' ←コピペでもOK
※路線名と距離は属性テーブルの項目名ですので注意してください。一致していないと表示されません。以前の投稿「見た目を変えてみましょう」で説明していますので必要ならそちらを参考にしてください。
気に入ったラベルが出来たら下の方に設定の保存ボタンがあるので登録すると便利です。
続いてシンボロジの調整で色分けしましょう。
カテゴリによる定義 値を路線名 そして下の方に分類ボタンがあるのでそれをクリックすると路線名ごとに分類されて色分けされました。OKボタンで閉じましょう。
見やすい路線図が出来たと思います。
アチコチいじってみて自分なりの路線図にしてみてください。
スマホやGARMINなどで採取したトラックログがあれば事前にレイヤーとして取り込んでおくと便利ですが、今回は手元になかったので使いません。机上で計画する場合や紙ベースにメモした物をQGISで線形にする作業を想定しています。
作業道練習というグループを作って、模擬外周という現場の外周をポリゴンで作ったところです。
ポリゴンの作り方は以前の投稿「レイヤを作ってみましょう」を参照してください。
この後の処理もレイヤの作り方は「レイヤを作りましょう」と同じような内容になりますので、ん?と思ったら参照してください。
レイヤ→レイヤを作成→新規シェープレイヤ... と進みます。
今回はラインストリングを使います。新規フィールドに名前:路線名 型:String 長さ:10 のフィールドを1つ追加しました。
鉛筆マークのアイコンで編集モードにします。そして線の地物を追加をクリックするとマウスカーソルがターゲットになるので、左クリックで線を描き最後の点を描いたら右クリック。
この画面が出てきたらIDと路線名を入力します。IDには何も入れなくても大丈夫です。OKをクリックして地物は完成します。失敗しても属性テーブルで修正できますので心配はいりません。
しかし、線が細くて見づらいのではないでしょうか?レイヤパネルのレイヤ名(森林作業道練習)を右クリックしてプロパティを選択します。
実際の森林作業道で予定されている3m幅で描きましょう。
シンボロジーを調整でストローク幅を3.0 地図単位と設定します。
他にも線を描きます。
G線まで7本の路線を描きました。
属性テーブルを開いて確認しましょう、ここに距離を追加します。
フィールド計算機で計算しましょう。属性テーブルの中にもフィールド計算機アイコンがあるので起動します。
この様に設定します。
フィールド名は任意です、フィールド型はメートル単位なので整数値 フィールド長は5桁で十分でしょう。
式に$lengthと入力します。これで各地物の長さをメートル単位で計算してくれます。
ここから見た目を変えて見やすくしましょう。
まずはプロパティからラベルの調整をします。
単一定義を指定して値に次の式を入れます。
"路線名" ||' ' || "距離" ||'m' ←コピペでもOK
※路線名と距離は属性テーブルの項目名ですので注意してください。一致していないと表示されません。以前の投稿「見た目を変えてみましょう」で説明していますので必要ならそちらを参考にしてください。
気に入ったラベルが出来たら下の方に設定の保存ボタンがあるので登録すると便利です。
続いてシンボロジの調整で色分けしましょう。
カテゴリによる定義 値を路線名 そして下の方に分類ボタンがあるのでそれをクリックすると路線名ごとに分類されて色分けされました。OKボタンで閉じましょう。
見やすい路線図が出来たと思います。
アチコチいじってみて自分なりの路線図にしてみてください。