QGISを使って以前作成した森林作業道の計画路線について、DEM(0.5m)を使って50m毎に横断勾配の計測をシミュレーションしてみたいと思います。
手順は次の通り
1.森林作業道のレイヤーに50m毎に測点を設定。
2.Profile Toolを使って横断勾配を計測する。
1.側点を設定
プロセッシング(C)→ベクタジオメトリ→ジオメトリに沿った等間隔点群
・入力レイヤに作業道のレイヤ
・距離を50.0メートルと指定
・実行をクリック
路線に対して50m毎に側点を設定できました。
※点レイヤーのプロパティで好きなマーカーに変更してください。
マーカーは中央が分かりやすいものが適しています。
2.横断勾配を計測
Profile Toolを起動します。
※初めて使用する場合はプラグインをインストールする必要があります。
先ずはDEMを指定します。レイヤー(DEM)を選択してからAdd Layerをクリック。
①ピンポイントで勾配を計測する方法
次に等高線に直角になるように線を引きます。
・始点クリック→終点ダブルクリック
※この時、標高の低い方から高い方向に向かって線を引く
図のように引いた線の断面図がグラフとなって表示されます。
HeightのところをSlope(°)に変更すると各ポイントの勾配を表示してくれます。
マウスカーソルを表の上で左右にスライドするとマップ画面のラインと同期して動きます。
森林作業道中央の部分に合わせると16.501°となっていることが分かります。
しかし、これではピンポイントすぎてデータとしてはあまりよろしくないですよね。
②側点付近の平均的な勾配を計測
図のように計測したい幅(必要な部分だけ)に線を引きます。
そしてInterolated profileの☑を外すと線を引くときにクリックした点だけになります。
今回は始点と終点だけです。
ここでは視点から終点までの平均勾配が22.854°となりました。
以上です。
0.5mDEMを使えばこの方法で現地に近いデータを得る事ができるはずです。
ただし、全ての点を一括で調べるわけではありませんのでそれなりの手間はかかってしまいます。
もっといい方法がありましたらご連絡ください。
手順は次の通り
1.森林作業道のレイヤーに50m毎に測点を設定。
2.Profile Toolを使って横断勾配を計測する。
1.側点を設定
プロセッシング(C)→ベクタジオメトリ→ジオメトリに沿った等間隔点群
・入力レイヤに作業道のレイヤ
・距離を50.0メートルと指定
・実行をクリック
路線に対して50m毎に側点を設定できました。
※点レイヤーのプロパティで好きなマーカーに変更してください。
マーカーは中央が分かりやすいものが適しています。
2.横断勾配を計測
Profile Toolを起動します。
※初めて使用する場合はプラグインをインストールする必要があります。
先ずはDEMを指定します。レイヤー(DEM)を選択してからAdd Layerをクリック。
①ピンポイントで勾配を計測する方法
次に等高線に直角になるように線を引きます。
・始点クリック→終点ダブルクリック
※この時、標高の低い方から高い方向に向かって線を引く
図のように引いた線の断面図がグラフとなって表示されます。
HeightのところをSlope(°)に変更すると各ポイントの勾配を表示してくれます。
マウスカーソルを表の上で左右にスライドするとマップ画面のラインと同期して動きます。
森林作業道中央の部分に合わせると16.501°となっていることが分かります。
しかし、これではピンポイントすぎてデータとしてはあまりよろしくないですよね。
②側点付近の平均的な勾配を計測
図のように計測したい幅(必要な部分だけ)に線を引きます。
そしてInterolated profileの☑を外すと線を引くときにクリックした点だけになります。
今回は始点と終点だけです。
ここでは視点から終点までの平均勾配が22.854°となりました。
以上です。
0.5mDEMを使えばこの方法で現地に近いデータを得る事ができるはずです。
ただし、全ての点を一括で調べるわけではありませんのでそれなりの手間はかかってしまいます。
もっといい方法がありましたらご連絡ください。