この記事は森林簿を取り扱っている人限定になりますが、CSVテキストファイルを開くときにデータが日付などに化けてしまうという方には役に立つ情報です。

森林簿は通常CSVファイルになっていると思います、当然エクセルで開くのは簡単ですよね。
しかし、ただ開くだけでは困ったことが起きます。それは番地のセルの一部が日付に変換されてしまうのです。

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図の1月21日は、もともと1-21というデータが入っていましたが、エクセルでセルの書式が標準になっていると自動的にこのように変換されてしまいます。よくやるのは1/21と=を入れずに式の入力をすると日付になってしまうミスですよね。
実はコレ、大きな問題なのです。
書式標準セルに1-21と入力すると1月21日になるのなら1-21なんでしょ?と思いますよね。ところが、同じようにエクセルのセルに普通に21-1と入力してみてください。結果は1月21日になります、つまり、1月21日は元々1-21なのか21-1なのか?さらに1/21とか元のデータが分からなくなってしまいました。
大問題ですよね。

さて、解決策です。
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お察しの通りデータ→外部データの取り込み→テキストファイルでインポートします。

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ファイルを選びます。


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ココが大事です。問題の番地1と番地2の列を文字列に変更します。

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問題のセルが文字列としてインポートされたので左詰めで表示されていますが、データとしてこれで正解です。

このままエクセルのファイルとして保存し元のファイルはマスタとしてなるべく手を付けないように保管しましょう。